人気職業として確固たる地位を築いているキャビンアテンダント。なりたい!と願う女性は多く、毎年たくさんの女性が夢を叶えて空の仕事に就くことになります。
しかし、実際には毎年多くの女性がキャビンアテンダントを退職していくとも知る必要があります。なぜ夢を叶えた女性が数年で引退の道を選ぶのでしょうか?もちろん身体的な負担が大きく、仕事を続けるのが厳しいと言う方は多いです。しかし残念なことに、人間関係に嫌気が差してキャビンアテンダントを辞める決断をする人が後を絶たないのです。
そこで今回は、「いじめはある!?キャビンアテンダントの人間関係」をテーマに、業界の闇にズバッとメスを入れていきたいと思います。
人間関係をぶっちゃける1
まず、いじめがあるかないかだと、残念ながら「あります」
キャビンアテンダンの業界は女性社会でありながら、かなりの体育会系の職場であることをイメージして頂けたらと思います。多くの航空会社は「班」と呼ばれる数名から数十名のグループに分けられ、半年ないし1年の間、ほとんど同じフライトに乗務いたします。一度先輩に「できない後輩」とレッテルを貼られてしまうと、一生懸命頑張ってもずっとできない後輩のままでこの期間を過ごさなければなりません。
人間関係をぶっちゃける2
また大きな航空会社だと何千人ものキャビンアテンダントが在籍しております。
新人の頃は、毎回顔をあわせる方に「初めまして。何年入社の○○と申します。」と挨拶をしなければなりません。万が一挨拶を忘れてしまうと、それもまた「できない後輩」というレッテルを貼られてしまう原因となります。
まとめ
ここまで、キャビンアテンダントの人間関係についてご紹介してきました。華やかな職場で、笑顔が素敵な方ばかりだと思われる方も多いと思いますが、やはり女性の多い職場であり、人間関係に苦しむことがあるのは否定できないでしょう。
しかし、実際は大半の女性がこの職場に順応し、仕事をしているのです。働いている自分自身も女性であるからこそ、どのように立ち振る舞う事で先輩に喜んでいただけるかを理解できる部分があるから、続けていけるのではないでしょうか。
また、いじめをいじめと捉えず、自分を成長させる「勉強」だと考える事も大事な事だと思います。たくさんの方が憧れる職業である客室乗務員、キレイな部分だけではありませんが、人として、女性として、成長できるのは確かだと思っております。
いじめをネガティブな印象として捉えるのではなく、成長させてくれる環境だと捉えることができるのも客室乗務員として仕事をしていく心構えであると私は考えております。